交通事故は対応の速さが後続事故を防ぐ事に繋がります！

交通事故

交通事故の当事者になったことを想像したことはありますか？被害者になってしまった場合の心的負担は想像を絶するものがあり、一度起こってしまった事故は取り返しがつきません。また、車を運転する限り加害者になる可能性は常に潜んでいます。いくら自身が気を付けて運転していてももらい事故など事故が起こってしまう可能性を０にすることはできません。すべてのドライバーが「もし事故を起こしてしまったら…？」ということを現実的にとらえ、安全な運転を心がけることが必要です。

もし、交通事故を起こしてしまった時には運転者はいくつかの対応を取らなくてはいけません。まず、事故の続発を防ぐため、運転していた車は他の交通の妨げにならないよう、安全な場所に移動しエンジンを停止する必要があります。負傷者がいる場合には、速やかに１１９番に連絡をし、救急車が到着するまでの間、負傷者に対して可能な限り応急救護処置を行う必要があります。この時に注意しなくてはならないのは、負傷者を安全な場所まで移動し、後続事故に繋がらないよう対応する必要があります。また、警察官への報告も必要です。事故が発生した場所、負傷者の人数や負傷の具合、他にも事故を起こした車の積載物や物の損壊度などを速やかに報告し、警察官の指示を受けましょう。なお、事故の程度に関係なく、届け出を行わないと交通事故証明書が発行されませんので、損害保険会社に保険金を請求する事が受け取れない事がありますので、必ず行うようにしましょう。事故の受けた被害者は外傷がなくても頭部に衝撃を受けた場合には、後に後遺症が発症する可能性があるので、必ず医師の診断を受けるようにしましょう。事故の現場に居合わせた場合は、必ず負傷者の救護や事故車両の移動に協力するようにしてください。また、事故現場はガソリンや積荷に危険物が存在したりと火災が発生する可能性もあるので、十分注意して対応する必要があります。